Fender、Silent System搭載のAmerican Professionalシリーズを発表

Fenderは2026年10月15日、コロナ工場製のAmerican Professionalシリーズを刷新して発表しました。パッシブのSilent Systemを搭載した新しいシングルコイルギターが中心となっており、同社は今回のシリーズを今年最大の発表であり、最優先事項と位置づけています。

改良点と価格引き下げ
StratocasterとTelecasterは、それぞれ従来のAmerican Professional IIより100ドル値下げされ、シリーズ全体の価格帯はおよそ1,799ドルから2,000ドルとなりました。JazzmasterとJaguarにはCustom Shop由来のJ Bridgeが採用され、両方のオフセットモデルでOxblood仕上げを選べます。さらにFenderは、一定のテーパー特性を持つ自社製ボリュームポットとトーンポットを搭載し、弦間のバランスを改善するためにピックアップのポールピース位置を調整しました。また、長年プレイヤーから寄せられていた不満に対応するため、ブリッジも改良されています。
Silent Systemは以前、限定生産のAmerican Classic Professional StratocasterとTelecasterで試験的に導入されていました。ピックガードの下に大きなダミーコイルを配置する方式で、バッテリーや追加の電池ボックスは必要ありません。Fenderによれば、コイルの大きさ、形状、ワイヤーの種類がその動作の中核を担っています。この設計は、一般的なシングルコイルピックアップならではの高域、ピッキングへの反応、透明感を保ちながら、ハムノイズを低減することを目指したものです。Fenderは発表に先立ち、コロナ工場で新たな品質管理工程を導入しました。シリーズの発表時点では、レビュー用モデルはまだ輸送中でした。

プレイヤーが得られるもの
StratocasterとTelecasterの価格引き下げにより、従来のAmerican Professional IIモデルと比べて購入費用が下がりました。さらに重要なのは、Silent Systemによって、ピックアップを交換したりバッテリーを追加したりせずにシングルコイル特有のハムノイズに対処できる点です。プレイヤーは、弦間バランスの改善、安定したコントロールの反応、改良されたブリッジなど、実用面を重視した変更も得られます。新たな品質管理工程は、レビュー用モデルが到着し、量産ギターがより詳しく検証される段階で重要な意味を持つでしょう。
(まとめ)